Anaxagoras_Lebiedzki_Rahl

263: 考える名無しさん 2017/03/12(日) 07:31:07.32 0
アナクサゴラース(Αναξαγορας、Anaxagoras、紀元前500年頃 - 紀元前428年頃)は、古代ギリシアの自然哲学者。
イオニア学派の系譜をひくとされる。

小アジア・イオニアのクラゾメナイ出身。紀元前480年、アテナイに移り住む。
アナクサゴラスはイオニアからアテナイに哲学を持ち込んだ最初の哲学者である。

彼は、物体は限りなく分割されうるとし、この無限に小さく、無限に多く、
最も微小な構成要素を、「スペルマタ」(spermata、種子の意味)と呼んだ。

さらに、宇宙(世界)やあらゆる物質は、多種多様な無数のスペルマタの混合によって生じるとし、
宇宙の生成において、はじめはただごちゃまぜに混合していたスペルマタが、
「ヌース」(nous、理性の意味、ヌゥスとも)の働きによって次第に分別整理され、
現在の秩序ある世界ができあがった、というのが彼の根本思想である。


264: 考える名無しさん 2017/03/12(日) 07:35:43.58 0
哲学史上でのアナクサゴラスの重要性は、3つある。

ひとつは、後に哲学の中心地となるアテナイに哲学を持ち込んだこと。

もうひとつは、スペルマタの概念を唱えることにより、原子論への流れを作った。

最後に、「ヌース」という新たなる世界観の提唱者。
これが一番有名だ。
アナクサゴラスという名前より、「ヌース」のほうが遥かに有名。

269: 考える名無しさん 2017/03/12(日) 16:16:59.42 0
キリスト教世界といっても、知識人と民衆では、信じる神が違っていた。

知識人にとっての神は、アナクサゴラスの「ヌース」とか、
パルメニデスの「永遠不滅の丸い球」とか、プラトンの「イデア」とか、
そういうもの。

キリスト教が普及してからも、知識人たちはそちらを支持し続けた。
スピノザは、それが露骨だったので破門された。

270: 考える名無しさん 2017/03/12(日) 16:25:56.43 0
かつて、聖トマス・アクィナスの「神学大全」を読んだときは、
「この人、なんでキリスト教とギリシャ哲学を統合しようと、
無理してガンバってたんだろうな?」と不思議で仕方なかった。

キリスト教の信者なんだから、ギリシャ哲学は要らないだろうと。

でも、本人たちにとっては、そういうわけにいかなかったのだ。

271: 考える名無しさん 2017/03/12(日) 16:26:52.47 0
なぜ、そういうわけにいかなかったか。

それは、「両方とも信じていたから」の一言に尽きる。

摩訶不思議な話なのだが、そうとしか言いようがない。

272: 考える名無しさん 2017/03/12(日) 16:28:29.38 0
考えてみれば、日本人も、神道と仏教を習合しようと、さんざん努力してきた。
ついでに、儒教や道教もかなり混ざりこんできた。

後世から見れば奇妙なのだが、当人たちにとっては、別におかしくなかったのだろう。

278: 考える名無しさん 2017/03/13(月) 12:48:01.25 0
ヌースは、知性、理性、精神、魂等々を意味するギリシャ語。

アナクサゴラスは世界はヌースが支配しており、人間はヌースを把握することができると考えた。
また、プロティノスは万物は一者から流出したヌースの働きによるとした。
ストア派においてはロゴスとほぼ同義で用いられる。

イマヌエル・カントの哲学においては、この語から派生した「ヌーメノン」(noumenon, 考えられたもの)という語が、「物自体」と同義で用いられる。

335: 考える名無しさん 2017/03/14(火) 22:31:51.53 0
ヌースという言葉を初めてお聞きになる方もこの中にはたくさんいらっしゃると思います。
ヌースというのは、もともと古代ギリシアの哲学者たちがよく使っていた言葉です。
ギリシアではノウス(nous/ノウス)と発音されていたようですが、
ヌースについて最初に語った人物は前ソクラテス期の哲学者でアナクサゴラスという人です。

アナクサゴラスは人間の理性には二つの種類があると考えました。
一つはいわゆるロゴス。これは、皆さんもご存じでしょう。
日本語では、理性や言葉と訳されます。

そして、もう一つの方がこのヌースです。
アナクサゴラスは、このヌースのことを別名「旋回的な知性」と呼びます。
つまり、風車のようぐるぐると回る知性がある、と言うんですね。
そして、これがやがて、グノーシス的な思想の中で霊的知性や叡智と呼ばれるようになっていきます。

ロゴスは現象世界の秩序を論理的に把握する理性の力のことですが、
この旋回的知性としてのヌースの方は生成の力を司る知性と言われています。

336: 考える名無しさん 2017/03/14(火) 22:33:17.79 0
つまり、知性には二種類ある。
ロゴスとヌース。
そういうことか?

337: 考える名無しさん 2017/03/14(火) 22:45:45.60 0
 金曜日は、西洋の倫理・道徳の日です。
今日のテーマは、プロティノスの「ヌース」について、です。
プロティノスは、古代の西洋で活躍した人物です。

プロティノスの三位一体説で、一番上の位にあるのは「一なるもの」です。
それは、世界の全存在の根拠であると考えられるものです。

そして、二番目の位が、「ヌース」です。
「ヌース」は、「一なるもの」の、景色です。
「一なるもの」の映像が「ヌース」であるということです。

そして、三番目の位にあるものが、「霊魂」です。「霊魂」は、三位一体説の中では一番低い層にあるものと考えられています。

プロティノスの主張では、下位の存在である「霊魂」が、
その上位の存在の「ヌース」や、「一なるもの」と、
関わり合いを持つことは可能であると考えられます。
そして、その、下位の「霊魂」が、上位の「ヌース」と、交流することが、
プロティノスは価値のあることであると考えるのです。

338: 考える名無しさん 2017/03/14(火) 22:47:51.60 0
なんか、「ヌース」が好きな人って、宗教とかスピリチュアル関係の人が多いみたいだな

340: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 07:23:27.71 0
ロゴスを言い出したのはヘラクレイトス

341: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 07:24:05.10 0
ヌースとロゴスは、どう違うのか

343: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 07:32:26.98 0
「はじめにロゴスありき。ロゴスは神なりき」とまで聖書に書かれたおかげで、
キリスト教にとって「ロゴス」は特別なものとなった。

ギリシャ哲学の根本原理がキリスト教にガッチリと組み込まれた。

344: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 07:33:27.10 0
それに比べて、「ヌース」は新プラトン主義の、秘教的な方面に伸びていった。

345: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 07:40:07.23 0
ロゴスの言い出しっぺがヘラクレイトスだと言っても、
ヘラクレイトスは断片的な言葉しか残してない人。

ロゴスの概念を発展させたのは、やはり論理の大家・アリストテレスであった。

346: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 07:48:01.28 0
ヌースも同じで、言い出したのはアナクサゴラスだけど、
後世に残ったのはプロティノスのおかげ。

新プラトン主義の根本原理となった。

347: 考える名無しさん 2017/03/15(水) 10:22:13.37 0
論理的なロゴスに比べて、ヌースには神秘性がある。
というより、ヌースは普通に考えれば「神」に相当する。

哲学者にとって神は、神話や聖書に出てくるように
怒ったり喜んだりするような、具体的な存在ではない。

哲学的なワンネス思想の世界観に、抽象化した神の存在を埋め込むために、
「ヌース」が必要だったのだと思われる。

359: 考える名無しさん 2017/03/16(木) 22:17:05.76 0
ロゴス(logos)

概念、意味、論理、説明、理由、理論、思想などの意味。

キリスト教では、神のことば、世界を構成する論理としてのイエス・キリストを意味する。

言語、論理、真理の意味。転じて「論理的に語られたもの」「語りうるもの」という意味で用いられることもある。

360: 考える名無しさん 2017/03/16(木) 22:21:07.80 0
一見、直接の関係は無さそうに見えるキリスト教とギリシャ哲学だが、
実は「ロゴス」を通じて結びついている。

聖書に「ロゴスは神なり」と明記されているのだがら、後世の人々がこじつけたものではない。

中世において、キリスト教とギリシャ哲学を統合する「スコラ哲学」が樹立されたのは、必然であった。

361: 考える名無しさん 2017/03/16(木) 22:24:38.80 0
キリスト教では、ロゴスは「神の言葉」とされている。

このため、「はじめに言葉あり。言葉は神なりき」と訳されることも多い。

363: 考える名無しさん 2017/03/17(金) 21:40:19.37 0
ニュートンからバカ認定された人ですね。

364: 考える名無しさん 2017/03/17(金) 22:24:18.67 0
ガリレオやデカルトの時代には、アリストテレスの科学が重くのしかかる巨大な桎梏だった。

ニュートンの時代には、すでに嘲笑のネタでしかなかった。

369: 考える名無しさん 2017/03/17(金) 23:31:15.08 0
>>364
アリストテレスというより、長い中世期を通じてああいうのが権威であり続けたというのが、人間の知性の弱さをあらわしてるね。

368: 考える名無しさん 2017/03/17(金) 23:21:44.29 0
アリストテレスは数学ができないタイプ。
ピュタゴラス、プラトン、エウクレイデス、アルキメデスといった人たちに比べると、オツムがとろいとこるがあるね。

374: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 12:32:22.16 0
>>368
その中で、アリストテレスだけは本業が生物学者。

他の人たちは全員、数学者や物理学者なので、比べるべきではない。

372: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 08:37:06.53 0
>権威であり続けたというのが、人間の知性の弱さをあらわしてるね。

違うよ。何でも権威に変えてしまうところが、知性の抑圧を表している。
なにしろ、キリストや仏陀まで権威に変えてしまうんだからね。

375: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 18:46:40.47 0
実際のところ、近代になるまでもなく、古代や中世においても、
数学のスベシャリストから見れば、アリストテレスの科学体系は
物足りなかったであろう。

アリストテレスの科学を支持していたのは、主に医者だった。

376: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 22:56:43.35 0
 ギリシャ哲学において、ロゴスを明確に定義づけたのはアリストテレスである。
紀元前4世紀マケドニアのアリストテレスは、ロゴスを説得術の三様式のうちの一つと定義づけた。
すなわち感情に訴えるパトス、道徳心に訴えるエトスに対し、理性に訴えるのがロゴスである。

377: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 22:57:24.13 0
また、アリストテレスは、ロゴス=論理を対象とする論理学を創始した。
論理学とはロゴスを使ってロゴスを説明するものであるが、
彼がここで用いた三段論法は、前提が間違っていなければ
結論も間違っていないというものであり、
A=Bという大前提、C=Aという小前提を認める限り、
B=Cであるというように、西洋哲学の数学的な側面も垣間見ることが出来る。

378: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 22:58:46.04 0
アリストテレスのもう1つの側面として、「論理学の創始者」というのも忘れてはいけない。

ギリシャ哲学の根本原理であるロゴスを確立したのもアリストテレス。

379: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 23:02:08.05 0
もちろん、アリストテレスの場合は論理学といっても、
単純な三段論法が中心で、現代のそれとはまるきり異なる。

とはいっても、西洋哲学の重要な柱を確立したのは事実。
近代になるまで、論理学といえばアリストテレス。

380: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 23:04:44.61 0
三段論法は、論理学における論理的推論の型式のひとつ。
典型的には、大前提、小前提および結論という3個の命題を取り扱う。

これを用いた結論が真であるためには、前提が真であること、
および論理の法則(同一律、無矛盾律、排中律、および充足理由律)
が守られることが必要とされる。

アリストテレスの『オルガノン』(『分析論前書』『分析論後書』)によって整備された。

382: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 23:23:42.44 0
>>380
哲学では、なんで三段論法みたいな当たり前のことを物々しい言葉(大前提、小前提および結論,
同一律、無矛盾律、排中律 等)を使って説明するんだろうね。

465: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 17:44:54.33 0
>>382
「完全に論理的な言語を作りさえすれば、語りうることをすべて明晰に語ることができる。
そうすれば、哲学上の問題はすべて解決する」というのが、20世紀の哲学の基本発想。

アリストテレスも、古代人としての限界はあったが、それなりに論理言語の実現を意図していた。

381: 考える名無しさん 2017/03/18(土) 23:07:44.78 0
こうしてみると、唯名論の祖であり、論理学の創始者でもあるアリストテレスこそ、
現代の言語哲学・論理哲学の先駆けであることが分かる。

20世紀の哲学界では、プラトン的なものが衰退して、アリストテレス的なものが全盛期を迎えた。

386: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 01:43:46.41 0
20世紀の論理学は、アリストテレス的な言語の分析の基づいた論理学から、数学モデルによる新しい論理学へ切り替ったでしょ。
その3世紀前には、ニュートンによって、宇宙観、物理観を完全否定されたし。

アリストテレスなんて有難がってるのは、文献講読好きな連中だけじゃないの。

395: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 08:06:16.13 0
人間は、言語によって世界を分節化し、体系化している。
世界に意味を付与しているのは人間、というより言語。

世界を分節化したのは、アリストテレスの業績。

396: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 08:19:23.50 0
>>395
初心者です。分節化って何ですか?
具体的にお願いします。

401: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 09:45:34.81 0
>>396
言葉によって、世界をバラバラに区切ること。

たとえば、同じ四足動物のイヌとネコを分けているのは、「イヌ」と「ネコ」という言葉。

この場合、イヌという言葉そのもの、ネコという言葉そのものには、特に意味がない。
単に、対象を区別するために人間が付けた名前。

408: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 11:02:48.29 0
>>401
凄く古い、20世紀的な言語哲学だね。
例えば、犬という概念が、猫や狼のような他の四足動物と異なって分節化されるのは、決して、言葉が先行して、概念を形成してるわけではないよ。
前世紀にはそういう考えや、あるいはサピアウォーフ理論みたいな言語相対性仮説が流行ったけど、今はそんな素朴な考えを信じてる人はいない、

例に挙げた、犬という概念(分節カテゴリー)の形成が、言葉抜きの簡単なアルゴリズムによって実現される例など、谷口忠大の 『記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門』(講談社選書メチエ)で実にクリアに説明されてるから、一度読んでみたら。

414: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 11:18:59.52 0
>>410
ゲシュタルト識別能力は言語などより遥かに先行してる。
で、そこで働く機序が、実はかなり単純な一種の「計算」で遂行されてるとういうことが、脳神経科学、認知科学、人工知能研究で段々明らかになってきてる。

ちょっと前にベストセラーになった、「簡単な脳、複雑な私」なんだな。あの高校向けの公開授業でも、谷口が示したようなアルゴリズムと似たような例を挙げてるね。
一言でいうと、複雑と感じられるものは、実は複雑でなかったということだが、しかし、この意識のパラドクスは大変面白い。

397: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 08:45:32.02 0
実体とは、アリストテレスによれば、「主語に述語として付け加え得ないものであり、また述語の中には存在しないもの」である。

たとえば、バラは赤かったり、薫り高かったり、棘で人を刺したりするものである。
また或る時には愛情の徴となったり、初夏の清々しさを喚起させたりするものでもある。
このさまざまな場合を通じて、一つのバラというものが主語として実在しており、
それは諸々の性質からは自立した存在である。
このことをアリストテレスは「実体」という言葉で表したのだ。

要するに諸々の述語にとって共通の主語となるもの、
それがアリストテレスのいう実体というわけであろう。

398: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 08:46:20.31 0
実体をめぐる議論はその後、実在論と唯名論の対立として、中世哲学の最大のテーマになった。

実在論者は、神をはじめさまざまなものの実体が存在すると主張し、
唯名論者は実体とは主語と述語の間に成立する関係を表す操作的な概念にすぎないと主張した。

実体とはさまざまな性質や出来事を束にしてまとめるための、便宜的な説明手段といえる。
言語学的には、さまざまな述語を束ねる共通の主語といってよい。
人間は、この共通の主語を、いついかなる場面においても同一のものとして意識するからこそ、
出来事の連続性や存在の恒常性について確信がもてるのである。

399: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 08:48:39.39 0
このように、アリストテレスは、「主語と述語の関係」に着目した最初の言語学者、つまり言語哲学の祖でもある。

「述語に主語が含まれている」というような話は、カントの哲学書にもしょっちゅう出てくる。

400: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 08:52:29.52 0
●ソシュール以前のコトバに対する考え方

唯名論

個物が存在し特殊名辞はラベル・普遍名辞は個物の集合でしかない。
過去現在未来に渡り個物は同一性が維持されているようにみえる理由を説明できないので×。
アリストテレス的。まず第一に個物が存在する。

実念論

まず不変のイデアという本質が実在しそれが個物に取り付いている。
イデアの存在は確認できない。
プラトン的。

●ソシュールの思想は何処が違うか

コトバは人間とは別に存在する何かを言い当てるモノではない。
何らかの実体の存在がコトバの違いを根拠付けしているのではない。
コトバによって世界は分節され(別けられ)認知される。
コトバが指し示す実体は個物も含めて存在する必要はない。
イデアが実在する必要もない。

402: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 09:53:33.01 0
「山」と「丘」は、どう違うのか。
高さ何メートル以上が山で、何メートル以下が丘なのか。

”mountain"と”hill”は、どう違うのか。

同じ地面の凸部分にこのような区別をつけているのは人間の言語であり、
しかも、言語によって分け方が異なる。

403: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 09:56:55.33 0
それによって、世界がまったく違って見えてくる。

現代人には、人間によって分類され体系化された世界像が
完全に刷り込まれているので、そうでない世界をイメージすることすら不可能だ。

つまり、現代人の住む世界は、アリストテレスによって細かく区切られた世界。
そうなる前の世界に戻ろうたって、もう無理。

409: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 11:09:59.05 0
谷口忠大の 『記号創発ロボティクス』では、広松渉の「言語がないと分節できないんだぞ」というドヤ顔での主張を例に挙げて、実に見事に、且つ完膚なきまでに 論駁してる。
それはもう、ほれぼれとする。

「自然言語でしか考えられない理論の限界」というのをまざまざと示している。

415: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 11:31:00.29 0
アリストテレスと比べたら、ソシュールは新しい。

でも、現代人にとってはソシュールも古い(笑)

423: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:20:39.36 0
よく言われる例としては、空にかかる虹が挙げられる。

日本語では「虹は七色」だけど、他の言語では5色だったり、とある未開人の言語では2色だったりする。

つまり、虹がいくつの色に分かれて見えるかは、使っている言語に大きく左右される。
自覚するしないによらず、自分に見えている世界というのは、しょせん、こんなもの。

同じように、目の前にいる四足動物が何に見えるかも、使っている言語によって変わってくる。

426: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:43:39.16 0
>>423
そんなことないでしょ
虹は七色のように言葉による思い込みはあっても、よく見たら違うな、みたいに気付くのはいくらでもある
七色だと言う文化圏に生まれたからって、死ぬまでそれ以外を認識できないわけじゃない

428: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:53:51.45 0
>>426
「ある文化で恣意的に色彩をカテゴライズしてる」までは問題ないんだけど、だから「その文化の属する人はカテゴライズされた色しか見分けられない」という結論に、いきなり飛躍するアホがいるんだよ。

実際には、「すべての文化圏の言葉をかき集めても所詮は有限な言語体系では、人間が知覚できる微妙な色彩差は表現できない」というのが正解。

431: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 14:06:46.10 0
>>428
恣意的というのもは問題あって、実際は。その文化圏(生活圏)で生存上、生活上に意味のある区切りをしてる。

427: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:48:18.79 0
>>423
そういう、とっくに否定されてる素朴なサピアウォーフ仮説をいまだにドヤ顔で語ってるとは w

424: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:35:33.91 0
シベリアンハスキーが、犬に見えるか、狼に見えるかは、使っている言語に依存する

425: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:37:43.91 0
シベリアンハスキーは、「犬」と呼ばれれば犬になり、「狼」と呼ばれれば狼になる

人間が何と呼ぶかによって、存在すら変わる

429: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 13:57:25.24 0
感覚は無限で、意味体系は有限というのは常識なんだけどね。

そもそも、言葉で色彩のようなクオリアを伝えることは不可能。
生まれつき赤色を見たことない人に、実物の赤色のサンプルを示さずに、言語だけでそのクオリアを伝えることは完く不可能。

430: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 14:00:21.84 0
言語というのは、その意味で二次分節であって、身体による一次分節がないとそもそも成立しない。

433: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 14:21:31.60 0
なんだかわけの分らない議論してるけど、話は単純で、日常言語の表現を用いる
より、プログラミング的なアルゴリズムを用いた方が、日常の現実をよりうまく
効率的に記述できるというのなら、実際にやってみせればいいだけの話。
その現実には当然、人間が言語を用いているという事実も含まれているわけ
だから、とりあえず、人の用いる言語の語彙集や意味の定義、用いられてる
文法を自動的に記述して辞書を作成するアルゴリズムでも発明してみせて
ください。

436: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 14:25:10.12 0
>>433
数式を用いた方が効率よく表現できる領域もあれば、日常言語を用いた方が効率よく表現できる領域もあるんじゃね。

440: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 14:46:26.16 0
>>436
まったくそのとおり。

439: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 14:44:29.27 0
>>433
日常言語だけでは、惑星の軌道を正確に予測したり、人間を宇宙空間へ届けたり、大規模な産業システムを構築したり、色んな分野で統計学を使って事象を予測したり、
インターネットで映像や音楽を楽しんだり、世界中の膨大な情報から必要な文献情報を検索したり、病気を診断治療したり etc と言うことは出来なかったろうね。日常言語だけではね。 
これらも日常の現実だけど。

448: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 15:14:47.94 0
>>439
日常言語ってなぁに? ということになるよね。 
統計学もニュートン力学も日常言語の一部分だよね。

451: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 15:20:07.35 0
>>448
でもそうすると、433は何と戦っているのだろうか w

455: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 16:23:03.49 0
>>448
日常言語の定義は未定だとしても、人間が発したり書き記したりするすべては日常言語と考える立場もある。

これに従えば、日常言語の部分言語としては数学とか俳句とか量子力学なんかはかなり小さい。

しかし、日常言語の定義は他にもあるかもしれない。

460: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 17:33:56.66 0
アリストテレスは「万学の祖」、「万能の天才」と言われるけど、少なくとも
数学に関しては、アルキメデスには確実に負けてる。
ていうか、そもそも勝負にならない。

461: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 17:35:20.18 0
しかし、論理学者としては、アリストテレスに比肩すべき人物など、フレーゲくらいしか見当たらない

482: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 21:51:24.73 0
日本語の、「ナントカはカントカである」という文と違って、
西洋語の「ナントカ is カントカ」という文は、
もともと数式のイコールと構造が似てるからねえ。

「完全に論理的な言語を作ることにより、哲学の問題を解消する」
という発想は、日本人からは絶対に出てこないな。

483: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 21:58:00.18 0
アリストテレスも、「哲学上の難問が発生するのは、
主語と述語の関係が狂ってるからなのだ」と考えたからかどうかは
知らないが、論理的な言語を構築しようとした。

そのせいか、アリストテレスの著作は、とにかく記述が単調で、面白みに欠けるのが難点。

ブラトンの著作が文学的で楽しいのに比べて、あまりにも差が大きい。

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