Descartes_mind_and_body

486: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:13:44.14 0
>>483
哲学上の難問なんてあるの?
そんなのあるんだったら教えてくれないか? すぐ解いてあげるよ。

491: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:30:49.78 0
>>486
それは、いろいろある。

たとえば、かの有名な「心身問題」とか。

なぜ、異質な存在であるはずの精神が、物質である身体を動かすことができるのか?
これは未だに、解決したようで解決していない。
むしろ、現代の脳科学で蒸し返されている。

484: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:07:47.23 0
つまり、論理的でない文を排除すれば、問題は起きないということか?

485: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:09:53.57 0
そう、その通り。

語り得ないものについては、沈黙する。
語り得るものについては、明晰に語る。

それが、疑問のない人生を送る秘訣なのだ。

487: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:17:40.51 0
人類の精神史において、アリストテレスという巨人が踏み出した最も大きな一歩。

それは、「世界をキメ細かく分類し、体系化する」ってのを始めたところにある。

これこそ、西洋的な科学

488: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:20:04.38 0
『範疇論』とは、アリストテレスの著作であり、『オルガノン』の中の一冊。『カテゴリー論』とも。

文字通り、様々な概念・言葉の「分類」について述べられている。

489: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:22:34.98 0
演繹的推論としての三段論法に関する議論と並んで、
アリストテレスの論理学が後世に及ぼした影響の中で重要なものは、
カテゴリーに関する議論である。

カテゴリーとは、存在のもっとも普遍的な規定であるような諸概念をさす。
それは論理的に整理された存在の諸様相の一覧表であり、
体系的な存在論の試みとして、後世の学者たちに受け取られてきた。

490: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:23:15.17 0
アリストテレスはカテゴリーとして、実体、分量、性質、関係、場所、時間、位置、状態、能動、所動の10個をあげている。

彼がカテゴリーの定義としていっていることは、
「いかなる点からみても複雑ではない表現の意味するもの」ということだが、
要するに存在のもっとも単純で、他の性質に依存しないような
究極のありかたということらしい。

492: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:40:42.07 0
「心身問題」というのが意味ある問題になっているかどうかはわからないけど、
すくなくとも哲学の問題ではないだろう。
実験をしないで解けるわけがない。

495: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:45:07.98 0
>>492
どんな実験をすべきか、まで含めての心身問題だろう

494: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:41:18.79 0
ソクラテスは、ペロポンネソス戦争で活躍した。
かなりの猛者として名を馳せていたらしい。

プラトンは、プロレスから哲学に転向したという変わり種。

両方とも、マッチョなタイプだ。

その点、学者っぽい学者なのはただ一人、「万学の祖」こと、アリストテレス。
師のプラトンも、彼の圧倒的な学識を頼りにしていたようだ。

498: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 22:57:40.65 0
そういえば、「単純な脳、複雑な私」という本に、こんな話が出ていた。

たとえば、人が灰皿を取ろうと思って、手を伸ばす。
普通に考えれば、人が心の中で「タバコを吸いたいな」と思い、
「よし、灰皿を取ろう」と思って、それから手を動かしていると思う。

ところが、脳科学の実験によると、なんと、脳は「タバコを吸いたいな」
と思うより少し前から、手に信号を送るべく、スタンバイ開始するのだという。

脳は、心の動きを先読みして、先に行動を起こす。
でなきゃ、とても間に合わないらしい。

脳にこのような機能がなければ、人間は、心に思うと
同時に手足を動かすことなど、とてもできないんだそうな。

この実験結果によって、「心とは何なのか?」という議論が再燃した。

501: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:03:18.76 0
それはともかく、哲学上の難問は、他にも沢山ある。

たとえば、「ボクに見えているリンゴは赤い。キミに見えているリンゴも、
たぶん赤いだろう。でも、ボクが見ているリンゴの赤と、キミが見ているリンゴの赤は、同じなのか、違うのか?」
とか、そういうの。

なんか、これに限らず、哲学の認識論の難問は、
現代では哲学というより、脳科学のテーマになっちゃってるのが多い・・・。

504: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:07:51.00 0
>>501
それは、言葉ではクオリアを表現するのは不可能という、429で指摘されてる問題と同じだな。

505: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:11:03.21 0
そう、つまり、クオリア問題は「語り得ないもの」に該当する。

この問題が発生したのは、語り得ないものを語ろうとしたのが原因。
つまり、「言語を誤って使用したから」ということになる。

508: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:15:30.69 0
クオリア問題が「語り得ないもの」とであることは、人間が「孤独」であることと深いつながりがあるような気がする。
人間だけが言葉を持つが、同時に言葉で表現できないものの方が実は無限に多い、これが孤独ということの本当の意味なんじゃないか。


なんちゃって

511: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:17:26.53 0
問題になっていない「問題」を解こうとすれば哲学になる

513: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:18:49.46 0
唯物論は最終的に狂気に行き着くしかない
俺は唯物論は誤りだと知ってそれを放棄した

514: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:21:42.27 0
語れないものだからと言って、示すことができないわけでも、伝えられないわけでもないよね?
犬に臭いをかがせて、これと同じ臭いのするものを探せと命令するとき、指示を与える
人間には、その臭いが感じられないわけだけど、ちゃんと犬に命令を理解させること
ができるじゃん。

515: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:24:39.78 0
>>514
そりゃ、言葉以外で伝わるものは多いよ。

微妙な会話なんか、言葉以外で伝わるものの方が多い w
まさに、言葉ではクオリアを伝えられないといういこと。

518: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:30:03.33 0
ウィトの言ったことは、
哲学上の難問とは、問題になっていない問題
ということだよ

522: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:35:20.20 0
>>518
「よし、語り得ることだけを明晰に語れるようにしようぜ」と
張り切って言語分析をやり始めた連中を見て、
ウィトゲンシュタインは、
自分の言いたかったことが完全に誤解されていると愕然とした。

520: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:30:49.33 0
で、クオリアってなに?

524: 考える名無しさん 2017/03/19(日) 23:36:12.06 0
>>520
例えば、ピアノの音。
生まれてから一度もピアノの音(それに似た音も)を聞いたことのない人に、言葉でその音を説明することは不可能。

言葉でできることは、せいぜい、実際のピアノの音を聞かせて、「あの音だよ」示すというくらい。
でも、そのピアノの音がなければ、言葉だけで説明することは不可能。

552: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:03:33.90 0
カテゴリ

アリストテレスによって哲学用語として採用された。

アリストテレスにおいてカテゴリは存在のもつ10の基本的性質をあらわし、
存在論における基本概念のひとつであったが、
イマヌエル・カントは人間認識を基礎付ける超越論的制約のひとつ、
純粋悟性概念をカテゴリと呼び、その意味を認識論的意味へと転換した。

553: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:06:30.36 0
哲学的なカテゴリの本当の創設者はアリストテレスである。彼は最初にカテゴリを体系的に研究した。

彼は、論理学を研究をするための基礎であり、道具であるとして、
まず、述語(命題「PはQである」というときの「Qである」にあたる)
の種類を以下のように10に区分する。

彼は、次いで、形而上学において、存在者を多義的なものであるとして、
存在をカテゴリに従って10に分類した。

実体


関係
場所
時間
位置
所有
能動
受動

554: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:07:41.93 0
カントは、その著書『純粋理性批判』において、カテゴリを客観的実在の反映とはみなさず、純粋悟性の真の主要概念とみなした。

カントに従えば、カテゴリはすべての経験の前提条件であり自然法則をアプリオリに定める。

カントはカテゴリを以下の四つのグループに分けた。

量(単一性、多数性、全体性)
質(実在性、否定性、限界性)
関係(実体性、因果性、相互性)
様態(可能性、現実存在、必然性)

555: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:14:52.78 0
カントは、純粋理性批判で、「形而上学は風前のトモシビだ」、
「神の存在証明は無理。ていうか不可能」といった話を
延々と並べたあげく、カテゴリー論を展開した。

カントにとって、古い形而上学はもう終わり。
でも、なぜか、アリストテレス流の三段論法やカテゴリー論はまだ生きていた。
新しい哲学が、ここから始まった・・・。

556: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:18:06.48 0
アリストテレスがつき、カントがこねたカテゴリ餅
座ったままで食ったヘーゲル

557: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:25:03.64 0
カントは、「数学の論理体系は、なんだかすごいな。
ボクも、数学に負けないような哲学を作りたい」と燃えていた。

哲学が、数学や物理学に負けてしまう。
カントにとって、それはゆゆしき事態だった。
なぜかというと、数学は、人間の倫理を高めない。
哲学の危機は、すなわち、人倫の危機だったのである。

そのためには、何よりもまず、スキのない論理体系を作る必要があった。
アリストテレスという、原点に帰る。
基本はアリストテレスの論理学、つまり、三段論法とカテゴリーであった。

565: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 08:59:45.71 0
アリストテレスやカントも、古代人や近代人なりに、論理言語を作ろうと努力していた。

数学では数式を使うけど、哲学では言語を使う。
それが、数学に比べて哲学がアイマイな分野になってしまう、根本的な原因。

哲学を、数学に負けない論理体系にするためには、まず論理言語を開発しなければならない。
彼らが論理にこだわった理由はそこにあった。

566: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 09:04:05.59 0
カントのカテゴリについて質問です。

量、質、関係、様相に4大別され、それぞれが3つに細分されて全体で12個あると説明があるのですが、具体的なイメージがよく分かりません。

簡単でいいのでどなたか教えてください。
よろしくお願いします。

567: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 09:05:35.21 0
簡単に説明します。
そもそも「カテゴリー」という語は、主語と述語の「述語」から来ています。
主語と述語というと文法みたいですが、アリストテレスはこの「主語と述語」の構造が、
存在の構造を探る手がかりになると考えたのです。

カントのカテゴリーはアリストテレスのカテゴリーがふまえられています。
ですから、ここでもカテゴリーは「主語と述語」の関係です。

569: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 09:07:24.63 0
人間はまず外部からの刺激をまず感覚器官で受けとります。
それは「空間と時間の形式」(ものの大きさや形状、前かあとか、など)
にあてはめて受けとられるのですが、それだけでは認識にはいたりません。
そこから直観として得られた対象を、悟性が上記の形式において判断する、
それによって認識が成立する、とカントは考えたわけです。

570: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 09:29:17.43 0
「主語と述語の関係」という言語論が、
アリストテレスにおいては存在論となり、
カントにおいては認識論となる。

ここが、西洋哲学史を理解するキモだろう。
結局のところ、哲学といえば、言語。
それは20世紀に限った話ではなく、昔からそうなのだ。

571: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 09:42:01.67 0
上巻だけで終わったハイデッガーの「存在と時間」だが、
構想では、下巻はこうなるはずだった。

第2部 存在論の歴史の現象学的解体
第1編 カントの時間論について
第2編 デカルトの「我あり」と「思う」について
第3編 アリストテレスの時間論について

572: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 09:45:11.53 0
どっちかっていったら、哲学者というより哲学史家だったハイデッガー。

そんなハイデッガーにとって、西洋哲学史の核心となる3人。
それが、アリストテレス・デカルト・カント。

大正時代の旧制高校では、「デカルト・カント・ショーペンハウアー」の
デカンショ節が流行したそうだが、ハイデッガーは、ショーペンハウアーを入れない。
代わりに、アリストテレスを入れる。

583: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 12:56:11.78 0
相対性理論や量子力学によって、時間や空間、物質の実在がかなり怪しくなってきた今、
アリストテレスの存在論が再び脚光を浴びてもおかしくない。

584: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 13:01:05.05 0
まずは、存在を10種のカテゴリーに分類することから始めなければならない。

”P is Q”という文の、Qに相当するものが、アリストテレスによれば10種類ある。

586: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 13:11:09.63 0
アリストテレスは、様々な研究領域で業績を残しており、
倫理学に関しても多くの草案や講義ノートなどを残した。

後にニコマコスがそれらを編纂したものが『ニコマコス倫理学』である。
総じて10巻から成り立ち、倫理学の基本的な問題である「正しい生き方」を検討している。
倫理学の研究史において、古典的価値が認められ、注釈や研究も加えられている。

587: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 13:13:27.65 0
ひとことでまとめてみると

本書の主張をシンプルにまとめると、大体次のような感じだ。

最高善は幸福であり、最高善に達するためには「中庸の徳」を身につけなければならない。
中庸の徳には色々なバリエーションがあるが、最も優れた徳は知性の活動による観照にある。
知性の活動はそれ自身が目的であり、それ自身の快楽があるので、知性の活動が究極の幸福。

590: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 13:16:31.15 0
「中庸の徳」なんて、なんだか儒教っぽい。

「知性による観照が最高の喜び」ってのも、朱子が聞いたら泣いて喜びそうな話だな。

ひょっとして、アリストテレスの倫理観は、朱子学と似ている??

591: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 13:34:52.84 0
性即理とか、理気二元論なども、形相と質量の考えと同じだよね。

639: 考える名無しさん 2017/04/09(日) 17:42:06.79 0
>>591
本質存在と事実存在。
普遍存在と個別存在。

哲学に共通するテーマ。

593: 考える名無しさん 2017/03/20(月) 17:38:49.34 0
>正しい生き方しか頭にないアリストテレスとかニコマコスはおわっとる

とはいえ、階層社会というのは、恒久的かつ日常的に征服のための操作が
組み込まれた人間関係のことだからね。そこでよく生きようとするなら、
正しい生き方の模索は、生きている限り終わらないでしょう。

600: 考える名無しさん 2017/03/21(火) 07:38:02.59 0
儒教の基本が孔子なのと同じく、西洋哲学の基本はアリストテレス。

プラトンを読んだだけじゃ、西洋哲学史はわからない。
やっぱり、アリストテレスが重要。
プラトンとアリストテレスは、2人で1人。

601: 考える名無しさん 2017/03/21(火) 07:39:30.66 0
キリスト教がイエス・キリストの教えを学ぶことであるのと同じく、
西洋哲学も、基本的にはプラトンとアリストテレスの教えを学ぶことであると言ってよい。

608: 考える名無しさん 2017/03/22(水) 20:24:29.96 0
西洋と東洋には、どうしてこれほどの差がついてしまったのか。

いろいろ理由はあるけど、「西洋にはアリストテレスがいたが、東洋にはいなかった」
というのが、かなり大きな要因に思える。

609: 考える名無しさん 2017/03/22(水) 20:25:07.74 0
そう思うと、1人の人間の持ちうる影響力というのは、意外と大きい。

610: 考える名無しさん 2017/03/22(水) 20:27:55.80 0
いや、よく考えたら、そんなことないな。

アリストテレス哲学は、イスラム圏で知識人に普及し、それが欧州にも伝わったものだ。
そのイスラム圏がいまどうなってるかを考えると、文明はアリストテレスで決まる
ものではない。

612: 考える名無しさん 2017/03/22(水) 20:32:13.30 0
しかし、中東イスラム圏の場合は、単なる通り道ではない。

アリストテレス哲学の膨大な注釈書を生み出したのは、ペルシャ人やアラビア人、
そしてユダヤ人たちだ。
それなしに、欧州が難解な哲学を受容することは、たぶんムリだったと思われる。

613: 考える名無しさん 2017/03/23(木) 09:18:34.28 0
極端に宗教がかってた中世ヨーロッパの思想界に、合理的で現実的な考え方を
もたらしたのは、イスラム圏から流入したアリストテレス哲学。

614: 考える名無しさん 2017/03/23(木) 20:04:08.65 0
人間は、放っておけば迷信にとりつかれてしまう存在だ。
合理的で現実的な考え方というのは、当たり前に備わっているものではない。

現代人を見て、人間は昔からこんな風だったと思っちゃいけない。
人類が進化したのは、アリストテレスのおかげ。

615: 考える名無しさん 2017/03/23(木) 20:25:35.04 0
人類は、アリストテレスの頃から進化していないし、クロマニヨンからも進化していないだろ。

617: 2017/03/25(土) 05:35:14.32 0
>>615
これはな、ものすごく変化してんだよ。
みえないだけで、肌の色も今と昔とは違うし、意識も古代人と現代人のそれとでは違っている。

618: 2017/03/25(土) 05:48:18.93 0
『137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史』より

アリストテレスは、師であるプラトンや、タレスなどの哲学者から学んだこのとと、自分が自然界で観察したことを結びつけ、ひとつの結論に至ったー

あらゆる事象の根底には、普遍的な自然法則が存在し、それが、人間の政治活動から気象まで、地球上の生物と宇宙の性質に関するすべてをつかさどっている。
そのような自然法則を理解してはじめて、この世界を理解することができる。
感覚を研ぎ澄まして宇宙とそのシステムをじっくり観察し、そうやって得た結果から、知性と理性によって真理を見つけ出すのである。
アリストテレスは、宇宙は巨大な機械のように動いていると信じていた。したがって、じっくりと時間をかけて、
注意深く観察していけば、いずれ、その仕組みを解明できると考えた。近代科学の元祖とよぶに値するギリシアの哲学者は他にもいるが、
アリストテレスは、その中で最もよく知られた人物であり、その著作は、後世の人々に比類ないほどの影響を与えてきた

623: 学術 2017/03/25(土) 19:08:20.73 0
壮絶な壮観だなあ

649: 考える名無しさん 2017/04/23(日) 15:05:13.38 0
01CATEGORIES 『範疇論』
02DE INTERPRETATIONE 『命題論』
03PRIOR ANALYTICS 『分析論前書』
04POSTERIOR ANALYTICS 『分析論後書』
05TOPICS 『トピカ』
06SOPHISTICAL REFUTATIONS 『詭弁論駁論』
07PHYSICS 『自然学』
08ON THE HEAVENS 『天体論』
09ON GENERATION AND CORRUPTION 『生成消滅論』
10METEOROLOGY 『気象論』
11ON THE UNIVERSE** 『宇宙論』
12ON THE SOUL 『霊魂論』
13SENSE AND SENSIBILIA 『感覚と感覚されるものについて』
14ON MEMORY 『記憶と想起について』
15ON SLEEP 『睡眠と覚醒について』
16ON DREAMS 『夢について』
17ON DIVINATION IN SLEEP 『夢占いについて』
18ON LENGTH AND SHORTNESS OF LIFE 『長命と短命について』
19ON YOUTH, OLD AGE, LIFE AND DEATH, AND RESPIRATION 『青年と老年について、生と死について、呼吸について』
20ON BREATH** 『気息について』

650: 考える名無しさん 2017/04/23(日) 15:06:34.23 0
21HISTORY OF ANIMALS 『動物誌』
22PARTS OF ANIMALS 『動物部分論』
23MOVEMENT OF ANIMALS 『動物運動論』
24PROGRESSION OF ANIMALS 『動物進行論』
25GENERATION OF ANIMALS 『動物発生論』
26ON COLOURS** 『色について』
27ON THINGS HEARD** 『聞こえるものについて』
28PHYSIOGNOMONICS**『人相学』

29ON PLANTS** 『植物について』
30ON MARVELLOUS THINGS HEARD** 『異聞集』
31MECHANICS** 『機械学』
32PROBLEMS* 『問題集』
33ON INDIVISIBLE LINES** 『不可分の線について』
34THE SITUATIONS AND NAMES OF WINDS** 『風の方位と名称について』
35ON MELISSUS, XENOPHANES, AND GORGIAS** 『メリッソス、クセノパネス、ゴルギアスについて』
36METAPHYSICS 『形而上学』
37NICOMACHEAN ETHICS 『ニコマコス倫理学』
38MAGNA MORALIA* 『大道徳学』
39EUDEMIAN ETHICS 『エウデモス倫理学』
40ON VIRTUES AND VICES** 『徳と悪徳について』

41POLITICS 『政治学』
42ECONOMICS* 『経済学』
43RHETORIC 『弁論術』
44RHETORIC TO ALEXANDER** 『アレクサンドロスに贈る弁論術』
45POETICS 『詩学』
46CONSTITUTION OF ATHENS 『アテナイ人の国制』
47FRAGMENTS 『断片集』

652: 考える名無しさん 2017/05/06(土) 16:15:51.50 0
二元論ってさ、ぶっちゃけ単に言語の性質だよね
言葉ってかっちりしてるから、黒とか白とかは表せるんだけどその間の曖昧な色は表せないんだよ
「黒より白い」とか「白より黒い」とか「黒と白の間の色」とか二つのものを比較しての表現しかできないわけ
もちろんそれを灰色と名付けることはできるんだけど、名付けた途端に元々表そうとしていた曖昧さは消えて
「じゃあどのくらいの灰色か」って定義争いが始まる

つまり言語を使う限りは二つの要素の比較か対比でしか思考できない、
というより恐らく、他者と思考を共有するには基準点を定めてそこからの距離で表すしかなくて
これがコミュニケーションに基づく人間の知の限界
だから二分論や二元論で注目するべきなのはどちらが真理に近いかということよりもその二つの比較や関係の方だと思う

653: 考える名無しさん 2017/05/07(日) 03:08:43.51 0
具体と抽象もそうですな。
犬もシベリアンハスキーも
どちらも純粋に抽象的、或いは具体的なものではなく
どちらがより抽象的か、より具体的か、ということがは言える。

654: 考える名無しさん 2017/05/07(日) 03:13:02.44 0
言い変えれば
どのような具体的な事物にも抽象性は宿る
どのような抽象的な事物にも具体性は宿る

658: 考える名無しさん 2017/05/08(月) 00:35:17.71 0
一般的観念など存在しないというのは
、事実我々が抽象的概念を形成し、駆使しとる現実からかけ離れている。

問題は一般的観念の根拠がどこにあるのかというところにある(プラトンであれば一般的観念こそがむしろ事物の根拠であるわけですが)

アリストテレスであれば、個別の事物から抽象され一般的観念に至る。が、実際どのようなプロセスで個別の事物が一般的観念へと至るかという問題がある。

この問題は経験論者と呼ばれる哲学者に引き継がれていったわけですな。

661: 考える名無しさん 2017/05/08(月) 18:47:08.24 O
帰納の逆説
人は物から、そこから抽出して一般原理を導きだすためには
予めそれがなんであるかわかっていないといけない
犬とは何かがわからないとミケは猫でポチは犬だと弁別できない
先に弁別できないと犬から犬とは何かはわからない
何が白か物からはわからない
じゃアプリオリに一般的な白がわかっているかというと
それが事物に適合するかは個別の物や経験からでないとわからない


正解は人は犬や白が何かはわかってないが勝手に決断し弁別し区別する

帰納も抽出もしてはいない
各人、各時で白も犬も違う
一般も普遍もない


互いの犬や白は違うし確定していないがそれでも犬や白を取り扱い
うまく行った場合役に立つ形でしか犬や白は存在しない

生の全体の有効性離れてどこからが白でこれは青みがかりすぎているから
白ではないなどとは言えない
勝手に言いはっても間違っている
白は犬は前以て確定していない
あらゆる言葉がそうでだからこそ言葉は有効で役に立つ
確定した言葉なんかない

663: 考える名無しさん 2017/05/08(月) 18:54:55.78 O
じゃ聞くが白や犬やアリストテレスが何か万人の共通な範囲、
確定した了解事項なんかあるか
ないだろ
白はどこまでの範囲か
アリストテレスについての各人の知識は全て違う
人は一人一人思い思い違った了解事項で言葉を使い
その中で有効な物を導いていく
それが真実で現実

それに反論できないんだから何を言っても無意味

668: 考える名無しさん 2017/05/08(月) 22:41:30.85 0
コモンセンスって概念もアリストテレスから始まり現代まで非常に重要な哲学のテーマになっている。

ただしアリストテレスにおいては現代的な意味(人々が共通にもつ常識)とは異なり、五感をリンクさせ統合させるようなものをコモンセンスと呼ぶ。

個々の感覚がバラバラであれば香りや色といった感覚が一つの「花」という一まとまりの表象には結びつかない。

コモンセンスによって個別の感覚からまとまりを持つ一つの対象についての認識を持つに至るとされる。

671: 考える名無しさん 2017/05/10(水) 03:02:43.55 0
カントでは他者の感覚とのリンクと統合の可能性を司る能力としてコモンセンスと呼ばれる。

他者の立場に身を置きかえて思慮する
能力、つまり、かの普遍化可能性の根拠となるようなかなり壮大な能力。

アリストテレスとカントで全く違うように見えるけど、どちらも個別から普遍へと至る架け橋としての役割を持つ機能としてコモンセンスと呼ぶ。

そんなものが自明に存在すると言えれば万事解決だけど、さすがに飛躍しすぎて突っ込みどころ結構ありそう

672: 考える名無しさん 2017/05/11(木) 23:45:03.42 0
オッカムでは唯名論は還元主義に陥ってしまう。普遍とは名ばかりで 、世界には個物しか存在しない。全体はそれを構成する部分によってのみ規定される。

しかし唯名論の祖であるはずのアリストテレスにとっては全体とは部分の総和以上のものであり、普遍は個物の内に存在した。

オッカム的還元主義は論理実証主義まで引き継がれる。全称命題は疑似命題であり、分析のみが有意味とされる。

アリストテレスは現代でいえばホーリズムに接近している。

673: 考える名無しさん 2017/05/13(土) 07:40:44.13 0
私らが感覚し、経験できる対象は確かに具体的で固有なものだが、その認識において抽象概念から独立した純粋な対象自体とは言えない。

一方である経験が特定の概念を変えてしまうこともあることを認めるなら、普遍論争的パラダイムではこれらの事態を説明出来なくなる。

普遍と個物どちらが先でどちらがその付随なのか、というより往復的に連続するものと認識したほうが良い。

688: 考える名無しさん 2017/05/28(日) 12:59:41.44 0
結局のところ、哲学者の個性とは、プラトンとアリストテレスをどう解釈するかにかかっている。

儒教の場合はもっと露骨で、いかに都合よく孔孟の古典を引用し、
自分の主張を展開するかが後世の人々のテーマだった。

689: 考える名無しさん 2017/05/28(日) 13:01:55.79 0
有名なところでは、デカルトは、プラトンのイデアを「観念」と勝手に読み替えてしまった。

でも、違和感がない。

もともと、ほんとはプラトンもそういう意味で言ってたんでないの?
と思えるほど、自然になじんでいる。

690: 考える名無しさん 2017/05/28(日) 13:07:12.75 0
観念の例としてよく挙げられるのは、「三角形」。

紙に鉛筆で正確な三角形を描こうとしても、どこかが必ず歪む。
たとえコンピューターで描いても、ドット数に制限がある以上、完全ではない。

ましてや、三角屋根とか、三角帽子とかは、完全な三角形にほどとおい。

それでも、人間は、それらを「三角形」と認識している。

結局のところ、完全無欠の理想的な三角形というのは、人間の心の中にしか存在しない。
人間の心の中にある、完全無欠の存在としての観念。

それが、イデア。

703: 考える名無しさん 2017/05/29(月) 16:41:47.29 0
植物的霊魂と動物的霊魂と人間霊魂の三つに分けたのが納得いかない
植物と他二種を分けるのは分かるが、動物も人間も知性の量が違うだけで質は同じだわ
キリスト教徒が動物虐待する理論的下地を用意したと考えていい
偉大な動物学者だったアリストテレスの痛恨のエラーだろ

708: 考える名無しさん 2017/05/30(火) 20:24:41.42 0
>>703
それはアリストテレスのせいではない。

根本的な原因は、欧州に猿がいないこと。

「人間も動物も同じだ」という考えは、日本やインドのような
猿が住んでいる国でしか起こらない。

704: 考える名無しさん 2017/05/29(月) 16:50:26.54 0
あと形而上学がアリストテレスの主著のような扱いになってるのが気になるな
アリストテレスの著作自体が未編集の講義録っていうけど、その中でも形而上学はかなり乱雑な作りになってるし
内容も割と迷走してるしアリストテレス自身もこの分野に関してはまだまだ研究途上だったはず

709: 考える名無しさん 2017/05/30(火) 20:37:02.71 0
>>704
キリスト教の神学に及ぼした影響があまりに大きいので、
キリスト教圏としては、そうならざるを得ない

707: 考える名無しさん 2017/05/29(月) 19:29:03.99 0
師匠が戦争経験者で政治に殺され
憤懣やるかたない想いを抱えつつ大学を作りつつ大著を残したプラトン
その弟子のアリストテレスは平時は子弟で素晴らしい研究をしていたが
まさかのマケドニア戦線でアテネから離れざるを得ず
そこからの学説は正直哲学ではない
天才は政治・戦争に悩まされそして現代は経済やテロに悩まされる
アリストテレスの功罪はアテネ時代の研究と後期の学問の細分体系化

転送元:http://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1487707891/